自分でミラーレス一眼をオススメしておいて、ふと気になったので現行モデルについて調べてみました。
【過去記事】
現行モデルの比較
- 上2行は私の保有機種です
- センサーサイズはAPS-Cが対象です
- 比較のためにキヤノンとニコンの一眼レフも並べています
- 価格は8/28時点のビックカメラ.comの表示です
- 赤いカラースケールはミラーレス機(NEX-5T含む)の各列でのランクを表しています
下記内容は各メーカ、通販サイトから転機しましたが、誤りがあるかもしれません。正確な数値は各自でご確認ください。
価格について、この価格で販売していることを私が担保するものではありません。最新値は各自でご確認ください。
下表により何らかの不具合を被った場合でも私は一切の責任を負いかねます。
価格は時間が経つにつれて下落するものなので、単純に比較することはできません。
ミラーレスといえども一眼レフを重量・価格ともに凌駕する機種がありますね。
小さくて軽くて安いのはミラーレスの中でも限られることがわかります。
オリンパス、パナソニックのマイクロ・フォーサーズ機だと様相が変わるかもしれませんので、後日調べてみたいと思います。
重量について
富士フィルムはAPS-Cミラーレスのみのラインナップで、最上位機種でも495gというのは、ニコン・キヤノンの一眼レフ上位機種と比較するとかなり軽いですね。
ソニーは昨今フルサイズミラーレスに力を入れているように思えますが、APS-C最上位機種でも453gと、キヤノン最軽量機種と同等です。
キヤノンのミラーレス最上位機種も一眼レフ最軽量機種とほぼ同重量です。
ボディサイズについて
ボディサイズのうち、厚みだけはミラーレスが軒並み薄くなっていますが、これはボディ内にミラーが存在せず、フランジバックが短くなっていることを考えれば当然ですな。
価格について
前述の通り発売日からの経過日数による下落と、各社の戦略があるのでなんともですが、重量に比例しているように見受けられます。
重量単価を比較すると、
- ミラーレス:269円/g
- 一眼レフ:168円/g
となりました。
コレは興味深いです。
ミラーレスは軽量だが思ったほど安くない
ミラーレスシステムの登場によりある程度の小型化、軽量化が実現できています。
価格面での優位性はまだまだというか、メーカーがうまいこと高い付加価値をつけて価格をキープしているのだと思います。
ソニーのミラーレス機がNEXシリーズからαシリーズに切り替わってから高価格路線に転じたのも記憶に新しいです。
ミラーレスのシェアはどこまで伸びる余地があるのか
ミラーレスのシェアが思ったほど伸びていないという記事を何処かで見た記憶があります。
ミラーレス機の登場は画期的だと思いましたが、一眼レフを駆逐するにはまだ時間がかかりそうです。
一眼レフが健闘している理由として、
- 資産としてのレンズの存在
- 機能面での優位性
- 価格面での優位性
などがあるんでしょうねぇ。
いずれ一眼レフはミラーレスに置き換わると思いますが、HDDのような劇的な変化は起こらな気がしてきました。
(参考図書):イノベーションのジレンマ
ミラーレスはこれからどんな方向に進むんでしょうか。
しかしこうやって眺めていると買い替えたくなる…
個人的には一眼レフのずんぐりむっくりしたボディがもっとこうシャープな形になってほしいですが…