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Amazon echoから考える日米の差

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昨年12月にAmazon echo dotをポチりまして。

招待制とやらなので、先日ようやく入手したところです。

Amazon echoって何よ?

スマートスピーカーでして、中にAlexaという小人(AI)が住んでいます。

Alexaに話しかけると、天気を教えてくれたり音楽を奏でてくれたりします。

iPhoneにはSiriちゃんが入っていますが、それとよく似たやつです。

ただし対話能力はSiriちゃんのほうが上です。

現状では、投資方針をお伺いしても回答は得られないですね。

このAmazon echoから直接Amazonのサービスを利用したり、あるいは他のデバイスと連携してスマートホームを実現することができるという代物です。

スマートホームで思い出すこち亀のエピソード

スマートホームと聞くと、こち亀のとあるエピソードを思い出してしまいます。

家全体がコンピュータ制御され、口頭で命令を伝えると自動で料理が出てきたり、なんやかんやと家事をこなしてくれる家が登場し、最終的には両さんが逆に翻弄されちゃうというお話でした。

こんな時代がいつか訪れるんだろうかと幼心に思ったかどうか覚えていませんが、スマートスピーカーや、スマートスピーカーをハブとしたスマートホームが現実のものとなっている現状を鑑みると、ITの進化も漫画に追いついたんだなあと感慨深いものがあります。

さすがに現実のスマートホームでは流石に自動で料理が供されるなんてことはありませんが。

スマートホームで思い出すパナソニックのエアコンに関する残念なエピソード

スマートホームって何ができるのかと言うと、私も詳しくありませんが、エアコンやらお風呂やらが遠隔・自動で制御され、外出先から帰宅すると室温が適温に保たれ、お風呂も湧いて、便利に暮らせるぞい!なんてイメージがよくあるパターンだと思います。

さて今でこそ自宅のエアコンを外出先からスマホで制御することは珍しくありません。

パナソニックが、このような制御機能を組み込んだエアコンを発表したのが2012年8月でした。

そして翌月、スマホからの制御機能を削除するという発表がなされました。

なんでも、スマホからエアコンのON/OFFを制御するのは法令に違反するためということでした。

このあたりの詳しい話はこちらで参照可能です。

スマホでエアコン操作 パナソニック断念の不可思議  :日本経済新聞

パナソニック、スマホによる外出先からのエアコン運転ON機能を復活 - 家電 Watch

最終的にスマホ制御機能はGOサインが出たものの、最初の発表から1年弱のラグが生じてしまいました。

イノベーションを阻害する残念な立ち居振る舞い

こち亀のエピソードを読んだとき、こんな未来が実現するとすれば、その家の家電は当然日本製だろうと思っていました。

というか、当時は日本の家電業界は盤石で、現在のように国産の白物家電が苦戦する状況は想像できなかっただけでもあります。

それから20年?近くの時間が経ち、スマートホームという言葉が世に出始めたころに、Panasonicの件が湧き上がってきたわけです。

どうも日本では革新的な取り組みを進めにくい土壌があるのかなと感じ始めました。

この感覚については、多くのかたの共感を得られるのではと思っています。

最近は中国での先進的な取り組みが突き抜けているというニュースをよく耳にします。

その背景には種々の要素があると思いますが、ITイノベーションに対する進取の気風を感じずにはいられません。

翻って日本では、まさに出る杭は打たれるというか、なんというか、時代にあっていない法律に縛られたり、官庁主催のよくわからん有識者会議でよくわからん議論をして時間を浪費し、革新的なサービスはなかなか世に出てこず、一部のとんがった会社が先進的な取り組みを展開するというイメージを抱いています。

そうこうしているうちに、いつの間にかアメリカがスマートホームの主導役になってしまっていました。

まとめ - やっぱアメリカは強いっしょ

長くなった&方向性を見失いつつあるので一旦交通整理です。

  • 日本はイノベーションを起こしにくい土壌であると感じる。
  • エコシステムの形成が不得手であり覇権を握れない。


日本人としては日本企業や日本製品を応援したい気持ちはありますが、最近のスマートスピーカーの勃興を鑑みるに、(テクノロジ業界に限らず)アメリカ企業の優位性は揺るぎないと感じるところです。

そういえば、AIの実社会への適用でもう一つ大きなテーマがありますね。自動運転システムです。

スマートホームでは家電メーカーと無関係のGoogleとAmazonがキープレーヤーになりましたあ、自動運転ではどんな企業が覇権を握るのか、目が離せません。