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米国ETFのVTIを(1株だけだけど)購入した理由を考えてみる

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先日、VTIを1株だけ購入しました。

数ある米国ETFのうちVTIを選んだ理由は、臆面もなく言うと「なんとなく」になってしまいますが、それでは格好がつきません。

ここでは、後付でもっともらしい理由を考えることにします。


VTIのおさらい

詳細はGoogleセンセにお任せしますが、米国内の上場株式ほぼ全てを投資対象とした指数連動型のETFです。

バンガードの低コストETFでは他にVTという商品がありますが、こちらは米国以外の先進国(日本含む)と新興国も構成銘柄に含み、全世界への投資がこの1商品で可能です。


検討観点

本エントリではまず、全世界を投資対象とするVTではなく、なぜアメリカ一国を投資対象とするVTIを選択したのか、という観点で見ていきます。

アメリカの株式市場の魅力の一つとして、持続的な成長を果たしてきたという過去の実績が挙げられます。 この点をデータで見てみます。


G7とBRICs各国のGDP比較

USドルベースでの推移

こちらはG7+BRICs各国の名目GDPの推移です。 f:id:FZ338i:20171128230427p:plain

データソース:IMF World Economic Outlook database

  • アメリカは一貫して持続的安定的に成長を果たしている。
  • 2000年台後半からの中国の伸びが驚異的。いずれ追い越しそう。
  • 日本は90年台半ばから失速し低迷が続いている

アメリカ強すぎでしょ。知ってたけど。

成長率の推移

こちらは、同じく名目GDPの前年比の推移です。 f:id:FZ338i:20171128230904p:plain

グラフを作ってみたものの、全体的にごちゃごちゃしています。

※ロシアとブラジルは特異な状況だったので除外しました。

軒並み、中国・インド・南アフリカが先進各国より高い成長率を保っています。


これだけ見ると、成長率だけを理由にアメリカに(ひいては先進国に)投資するというのは合理的ではないということになります。

先進国と新興国を比較検討する上では、市場の透明性などの投資環境を考慮して判断する必要があるということになります。

※定量的に比較することが難しそうですが。


G7各国の主要株価指数の推移

こちらはG7各国*1の主要株価指数の推移です。 f:id:FZ338i:20171128231114p:plain

1997年取引初日を100とし、2017年11月までの毎月1日の終値をプロット。
※イタリアだけはデータ取得できず、プロットできていません。

データソース:Yahoo Finance(アメリカ)
※イギリスのデータだけはなぜかDLできなかったので、Macrotrendsより取得


まあ見事に日本だけ鳴かず飛ばずです。

日本への投資の魅力度は非常に低いという考えは自然に湧いてきます。

それ以外ですと、

  • イギリスは他国よりパフォーマンスが低い
  • ドイツが(意外と)検討している
  • アメリカはリーマン・ショック以後の回復基調が順調に継続している


このデータも、切り出す期間によってグラフの見え方が変わってくるので、断定的な物言いはできません。

  • 直近5年だけをみれば、日本も悪くありません。
  • 2000年からの3年間はドイツ、フランスの低迷は日本の状況を凌ぎます。

ここから敢えて結論を述べるとすれば、

  • アメリカへの投資は一理あり
  • アメリカ以外の先進各国への投資も一考の余地あり(日本除く)

ということになります。


いったんシメで

アメリカ投資への優位性を述べようと思っていましたが、今回提示したデータだけでは説得力がいまいちな状況です。

インデックス投資では国際分散投資も容易なこともあるので、アメリカ、日本以外の先進各国への投資も一考の余地はありそうですねぇ。

力尽きたので本日はココまでに致します。

つづく…

*1:アメリカ:S&P500 / 日本:日経225 / イギリス:FTSE100 / フランス:CAC40 / ドイツ:DAX30 / カナダ:S&P/TSX Composite Index